詩人の谷川俊太郎さんと歌手の中島みゆきさんの会話です。
T 自分の嫌なところなんかないの?
N いっぱいあるけど、全部ひっくるめてすごく好き。
T ははぁ、嫌なとこがあっても好きだったいうのはいちばん愛してることだから、
それはもうめっぽう愛しているわけだし、いつ頃から自分が好きになったの?
N えーと、気がついたらずっと好きみたいよ。
T それは自分に対する自信があるということとは違うんだね。
N そうね、人前に出してダメでもね、それはそれなりに、あたしは好きなんだからね、いいの。
ダメでも、嫌なことろがいっぱいあっても自分が大好き。
健全な自己愛って、こういう心理です。
自分のいいところも嫌なところもすべてひっくるめて
自分が好き。自分が自分を愛してあげることからすべてが始まる。
そう思いませんか?
